社会人と学生の間ですれ違ってしまい別れたが、自分を強くもって前を向いて趣味に仕事に生きていたら復縁できた

---

【かつての関係】
同じアルバイト先の同僚で1年付き合い、復縁後１年間は恋人でした。

---

【一番最初の出会い】
同じアルバイト先の先輩で（同い年ですが、彼は私より1年半程前からそのアルバイトをされていました）仕事を教えてくれているうちに仲良くなりました。
当時私はお付き合いしている方がいたのですが、バイト仲間たちとバイト終わりにみんなでドライブやカラオケに行くようになり、彼氏と遊んでいるときより、バイト仲間たちといる時間のほうが多くなりました。
そのため彼氏とは疎遠になりさほど悲しまずお別れすることになりました。
それを機に私が週５でバイトに専念するようになった頃、バイト仲間たちとのドライブ中に隣に座ったことがきっかけで彼と二人で【英語禁止ゲーム】を始めたところ、二人だけでこっそり競うことが段々楽しくなりお互い意識するようになりました。
次第に二人だけでカラオケや食事に誘われることも増え、話があるから会いたいと言われて食事に行った帰りに公園で告白され、お付き合いすることになりました。

---

【当時の二人の幸せな日々】
当時は短大生と大学生同士の恋愛で、私は姉とアパートで同居していたため会う場所には自由が利いていましたので二人で食材の買い出しに行っては料理が得意な彼が週末は料理をしてくれたり、大学やバイト終わりにそのまま泊まっていってくれたりと満喫していました。
地元の寂れた水族館に行ったときは、ペンギンたちがちゅーし合っている姿を見てそのことをずっとネタにペンギンの真似で私たちもちゅーしてみたり等、とても楽しかったことを覚えています。

---

【失恋のきっかけ】
短大生と大学生の恋愛ですので、どうしても私が先に社会人になってしまって感じ方に差異が出ることは覚悟していたのですが、やはり思っていた通りになりました。
　私が一生懸命遅くまで仕事をして疲れて帰っている途中、彼は大学3年生でまだまだ飲み会やパチンコ盛りでした。
　そのときは電話をしながら歩いていたのことですが、些細なことで私がイラっと来て「学生の分際でわかったようなことを言うな」と、言ってはいけないことを言ってしまい、彼を怒らせてしまいました。
そのままの勢いで別れる！と言ってしまい、別れることになりました。

---

【失恋後の心境】
短大の2年間は姉と同居していましたが、それでもホームシックで彼氏と名の付く方にはとにかく依存し、常に一緒にいてほしいタイプでした。
夜になって彼氏が帰宅するときは毎回さみしくて泣いてしまうほどでした。
就職後は一人暮らしをしていたのですが、案の定彼氏がいなくなってしまった時期はさみしくて毎日泣いていました。
あんな酷いことを言ってしまったことを後悔もしましたし、仕事を一生懸命して強くならなければ、と思いながらも落ち込んでいたので、年の近い上司に復縁を励まされながらもできる仕事は頑張りました。

---

【復縁のためにしたこと】
一度、別れてすぐの時に荷物をとりに彼が家に来たことがあったのですが、そのときは私も後悔と別れたくない思いがとても強かったのでその旨を泣きながら伝えてみたのですが、彼がまったく取り合ってくれず家を出て行ってしまいました。
出て行ったあとも、このまま帰したら絶対後悔する！と体が勝手に動き、裸足のまま外に飛び出して追いかけて行きました。
家の横の駐車場に車を停めていた彼から、私がアパートの階段を走り降りて来るのが階段横についている窓から見えたらしく、慌てて私のところに戻って来てくれました。
そして一生懸命別れたくない旨を伝えたのですが、彼の意志は固く断られ、裸足だったことに気づいた彼が一度部屋の中まで私を戻してから、帰って行きました。
それからはとにかく忘れようと仕事に専念したり、前述の元カレがまだ私に気持ちがあったそうで、自筆のお手紙やメールでドライブに誘ってくれたりしたので気晴らしに景色を見に行ってみたり（相手の気持ちを利用するようで今思えば申し訳なかったですが）、髪の毛をバッサリ切ってみたり、一人でも生きていけるように人に依存しない生活を心がけました。

---

【復縁できた決め手】
別れて1か月〜2か月が経ったころ、然彼からメールがあり食事に誘われました。
そのときは嬉しかったですが、別れた当日の悲しさをに比べると飛び上がって喜ぶほどでもなく、ふーん・・・なんで？というような気持ちでした。
車でアパートの前まで迎えに来てくれたので、久しぶりの再会に緊張しつつも車に乗り込み、近所のファミレスへ行きました。
そこで他愛のない話をして、ヨリを戻したい旨の話をされました。
そのときのリアクションもふーん・・・といった感じになってしまったので、彼の方も「あっ、あんまり嬉しくないｗ」といったリアクションでした。
でもやっぱり嬉しかったのでとりあえずまた一緒に頑張ってみようか、ということになりました。
私が裸足で追いかけて行ったあの日、本当は別れたくなかったしあんな追いかけ方をされたら戻りたかったけど、自分がふられた側なのにはい戻ります、とは言えなかったようで、泣く泣く帰ったということを聞き、笑いました。

---

【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
私が住んでいたところは彼の大学の最寄り駅のところでしたが、なかなか会えなくて寂しくて別れた点もあったので、復縁してからは彼のバイト先の最寄りに引っ越しをしてより一層会いやすいようにしてみました。
その後私も仕事を変えて復縁後１年ほどは楽しく過ごしていましたが、彼がバイトばかりになってしまい（深夜のカラオケバイト）ほとんど会えなくなってしまいました。
前述のとあおり、どんなに努力しても結局私は会えないで一人でいる時間がとにかく苦手でしたので、寂しいと何度も言ってもなかなか会いに来てくれず、当時毎日遊んでくれていた友達といる方が楽しいや・・・という思いで自然に気持ちが離れていき、再び私のほうから別れを告げました。
今思えばなぜあんなに彼に依存していたのかは不思議ですが、慣れない仕事や一人暮らしで孤独だったんだろうと思います。
別れてから1年、2年後に彼から連絡が来て、まだ未練があると言われたこともありましたがさらっと突っぱねてしまいました。
今は、私の寂しさや依存で振り回してしまった彼に申し訳なかったなと思います。

---