「依存しすぎた私が、自立した女アピールをして復縁した話」

「依存しすぎた私が、自立した女アピールをして復縁した話」

【性別】女性
【自分の年齢】
失恋時20歳、復縁時21歳
【相手の年齢】
失恋時20歳、復縁時21歳
【失恋していた期間】
6ヶ月(半年)





【かつての関係】
大学のサークルの同級生で、大学1年生から2年間恋人関係だった。




【一番最初の出会い】
サークルの飲み会(私の家での宅飲み)で、お互いプロレスが好きなことで意気投合し、二人で出かけることも増えてつきあうようになった。
出身地も違ったので、お互いの地元を歩いたり、2人でプロレス観戦に行ってたくさんの思い出を作った。
つきあう前のデートは二回くらいしかしていなかったので、勢いでつきあってしまったという不安や焦りもあったが、それが吹き飛ぶくらい楽しい時間だった。
大学デビューで一番浮かれていた時期だったと思う。




【当時の二人の幸せな日々】
平日も週末もずっと一緒で、毎日二人で遊びにいったり、料理が得意な彼がおいしい手料理を振る舞ってくれたり、東京に旅行にいったり(地方田舎に住んでいます)、毎日一緒にいた。
とても幸せで、一人暮らしでさみしかった私は彼に依存していた。
半同棲状態で、毎日ダラダラ2人で過ごして、本当に新婚カップルみたいな生活を続けていた。
料理が出来ない私に定期的に料理教室を開いてくれて、彼とつきあっていく中で、自分の家事スキルも上がったのは良い思い出。




【失恋のきっかけ】
相手が他の女性と出かけたり、毎日LINEをしていることに耐えられなくなり、自分から別れを切り出してしまった。
けっきょく、浮気と言えるほどの確証も何もなかったが、自分の気持ちの整理がつかず、苦しくなった。
他の女性と、毎日くだらないLINEをする必要は、彼女がいるのだから必要ないと思ったし、私が「やめてほしい」と言っているのに、辞めてくれない彼も悪いんだと、毎日卑屈になっていた。
彼には、それは私の気にしすぎだし束縛はしないで欲しいと言われていたが幼稚だったので、理解できず彼に腹を立てていた自分もいる。




【失恋後の心境】
自分から振ったのにも関わらず、毎日絶望感、失望感、さみしさを感じ、大学に行けなかった。
そのとき、講義に行こうとしても、彼も同じ講義を取っていたから気まずかったし、顔を見たくなかった。
彼は友達も多いし、仲の良い女友達といるのではないかと思うと、自分が惨めだと思ったし、他の女性と仲良くする彼を見たくないと思った。
そのとき、彼のことがやっぱり好きなんだと感じた。
彼をもう一度一緒にいるにはどうするべきか毎日悩んでいた。




【復縁のためにしたこと】
友達に相談したところ、正直に気持ちを伝えた方が後悔がないと言われ、彼に正直にやっぱり好きだとLINEをした。
また、依存体質なところが彼から嫌だと言われていたのを思い出し、自立をして1人でも生活できていることをアピールした。
LINEをしたからといって、実際にあっても謙虚に、ガツガツせず、彼には挨拶程度にとどめ、他の友達と遊んだり、自分はもう依存しないぞ!という姿勢をアピールした。
他にも、友達に、私の気持ちをそれとなく話してもらったり、共通の趣味のプロレスの話を、定期的にLINEでしていた。
実際にいきなり会って距離を縮めてしまうと、引かれてしまうのではと不安だったこともあって、コンタクトを取るのは、基本はLINEで!と決めていた。




【復縁できた決め手】
彼に正直に自分の気持ちを話したところ、彼も未練があったと言ってくれて、2人で食事に行き、2人の気持ちを再確認したのがよりを戻したきっかけ。
とても幸せな気持ちで、生活に色が戻った感覚だった。
大学に行ってもバイトに行っても、何も手がつかない、楽しくない状況だったのが、一気に楽しくなって、幸せだ!と感じていた。
相手も、別れる前のように、話したり一緒にご飯を食べることができてうれしいと言ってくれていて、とてもうれしかった。




【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
復縁してから、就職活動の意見の違いで2年後に別れてしまった。
今は、別のパートナーがいるが、あのときの彼が「依存は自分(私)のためにならないし、幸せにならないよ」と根気強く教えてくれたこと、こんな私に優しくしてくれたからこそ、恋愛とは、自分を大切にするとは?ということが理解できた。
彼とは別れてしまったけど、彼のおかげで自分を主役にした恋愛、人生を歩むことができているので、とても感謝している。



【失恋中の自分へアドバイス】
あのとき、初めての恋愛で「彼と別れたら人生終わり」と思っている自分がいた。
その時の私に言いたいのは、「恋愛だけが人生ではないし、人に寄りかかって生きているのはかっこわるいよ!」と言いたい。
でも、1人暮らしでさみしかったこと、同じ趣味の人ができてうれしかったこと、初めての恋愛で浮かれすぎていたこと、そんな自分の気持ちも認めてあげたい。
これから恋愛するなら、「かっこいい自立した恋愛をしてね!」