元カノを忘れられないと振られるも、自分磨きをして再アタックで復縁できた。

元カノを忘れられないと振られるも、自分磨きをして再アタックで復縁できた。

【性別】女性
【自分の年齢】
失恋時21歳、復縁時21歳
【相手の年齢】
失恋時21歳、復縁時21歳
【失恋していた期間】
半年





【かつての関係】
バイト先で出会いました。
大学は違いました。
四ヶ月のお付き合い後、振られました。




【一番最初の出会い】
バイト先で出会いました。
最初はお互い恋人がいましたが、同じ時期に破局。
ただのバイト仲間だったので、破局したことを伝えることもありませんでした。
彼は破局後、同じバイト先の友達をデートに誘い、私は少しモヤモヤしました。
その時にはもう、彼を好きでした。
実は一目惚れでした。
ここでそれぞれの元恋人のことをお伝えします。
私の元恋人は二年の付き合いでした。
家族のような仲でトキメキがなくなり、もっといろんな恋を知りたいと思い私から振りました。
彼の元恋人も二年の付き合いでした。
彼の方が元恋人に惚れ込んでおりましたが、突然元恋人から振られてしまったそうです。
彼は激しく傷ついた心を抱えていました。
さて、話は戻りますが、彼と私の友達がデートした際、友達が私が破局していることを伝えたため、彼は私にアプローチしてきました。
彼は私のことをかわいいと思っていたのです!
お互いバイト仲間ということもあり、照れと緊張のままデートの約束を取り付けました。
初デートは、彼のエスコートで終始たのしめました。
彼はバーテンダーのバイトもしていたため、仕事終わりにバーへと行きました。
そのとき、彼が教えてくれた「モーツァルト」は、とても甘くて美味しくて、私のお気に入りになりました。
お互い酔いが周り、そろそろ帰るとなったときです。
私は、
「どうしてさそってくれたの」
と直球の質問をぶつけました。
「かわいいなと、思って」
「つまり?」
「好きだなって思って」
その言葉を聞いた瞬間、私も好きだと伝え、性急ですが付き合うことになりました。




【当時の二人の幸せな日々】
ところが、彼は付き合って2週間して突然こんなことを言いました。
「元カノ以上に好きじゃない」
そう、彼は未だに元カノを愛していました。
元カノは彼と同じ学部の同じ学科。
見ない日はありませんでした。
彼からアプローチして、付き合ってる間も彼女のことが大好きで、思い出作りの旅行も全部彼がお金を出して、一緒に仲良く住んでいて、それなのに突然訳もわからないままま振られて…。
振り切るために、八人ものセフレ・恋人を作ったそうですが、忘れられることはありませんでした。
それを私に正直に伝えたのです。
初めに聞いた時は唖然としました。
馬鹿正直にもほどがあるし、なんと不誠実なんだろうと。
ところが私はその時にはもう、手遅れなほど恋していて、それでもいいと言ったのです。
付き合ってる間の彼は優しくもあり、冷たくもありました。
私が好きだと言った香水をつけてくれて、別れる時は抱きしめてくれて。
お気に入りになった「モーツァルト」を買って一緒に飲んだり、いろんなカクテルを作って喜ばせてくれました。
けれど同時に、呼んでも自分がしたいことをして私を放置したり、時折元カノとの思い出で思い出し笑いをしていました。




【失恋のきっかけ】
「罪悪感でたまらない。
お前に優しくされればされるほど、自分が情けなくなる」

と言われました。
元カノへの思いを許していたのは私です。
振られて傷ついている彼にどうして、冷たくできるでしょうか?せめて私だけは優しくしてあげたかった。
だけど、それが彼にとっては負担だったのですね。
私自身、いつか自分に限界が来るだろうと思っていました。
でも同時に、自分への自信が、他の女に負けたくないと叫んでいました。
彼を愛しているようで、そういったプライドとあったように思えます。
彼は私を振りながら泣いていました。
正直、彼が泣いてるところをみたのは初めてで、泣く人なんだと驚きました。
彼も自分がなぜ泣いてるかわからないようでした。
私が好きなんじゃなくて、ただ、自分を好きな人を振ることや、恋人がいなくなる寂しさからだと思う。
今あなたが泣いてるのは、元カノがあなたを振るときの心境とよく似てると思うよ。
そう伝えると、彼は少し考えて、
「やっと分かった気がする」
そう言ってました。




【失恋後の心境】
何がダメだったんだろう。
どうしたら良かったんだろう。
そればかりです。
彼は別れ際言ってました。
「辛いのは今だけだから。
半年も経てば忘れるよ」

振った奴の言うことかよと思いつつ、忘れることなんて一生できないと思いました。
けれど、彼は間違いなくクズ野郎でしたので、そんなやつ忘れるのが1番だと開き直る気持ちもありました。
同じバイトだったので、その後も会うこともありました。
バイトを代わって欲しいと言われ、代わったことがありますが、その際お礼がなかったので苦言を呈したら、
「俺のことまだ好きなんだね笑」
と言われました。
流石にキレました。




【復縁のためにしたこと】
初めて髪を染めて、メイクもするようにしました。
服も気を使いました。
レディアゼルの服は都会的で洗練されたコーディネートができたす。
他の人とは違う、私だけのオーラを出すのに最適でした。
さらにアイテープで使ってた二重を整形して本物の二重にしました。
声をかけられることが増えて、デートも積極的に行きました。
彼の性格的に、人気者といいますか、高嶺の花のような、とにかく隣に置くと自慢になるような女が好きなことは知っていました。
無駄だったことは時間を置くこと。
喧嘩別れだったりすると効果的なこともあるけれど、私の場合は無意味です。
復縁のためには時間を置くべきという方法がネットで見掛けられますが、復縁は結局タイミングですから、ただ置くだけならすべきではないです。
その後、彼をバイト終わり呼び止めて、話をしました。




【復縁できた決め手】
私の言葉と、
彼のバイト先(バー)のお客様の言葉だそうです。
お客様の言葉というのは、
「そんなに好きになってくれる人なんてそうそういないよ。
大事にしたらいいのにね、別れるなんてもったいない」

です。
私は、
「私は幸せだったよ。
あなたを悪い人だとは思わない。
モーツァルトを教えてくれてありがとう。
全部綺麗な思い出だよ。
隣に選ばれなかったことは残念だけど、あなたがそれで幸せになれるのなら、それ以上のことはないから」

と伝えました。
私とお客様の言葉が同時期だったため、彼には響いたようでした。
復縁できたときは、嬉しくてさいこうでした。
同時に今度は失敗したくないと恐れもありました。




【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
一年で別れました。
彼は元カノを忘れられませんでした。
ずっと負けっぱなしですね。
付き合いは普通に続きました。
旅行に行ったり、泊まりに行ったり。
けれど、どこか大切にされていないのを実感してました。
結局、最初と似たような理由で別れました。
これを書いている今は、あれから四年経っています。
大学を卒業し、バイトを辞めたので会ってもいません。
しかし、二回ほどラインが来ました。
「今何してるの?」
「久しぶり」
そんなたわいもないラインでした。
何度か返しましたが、寂しいだけな彼の心境に気付いて、もう連絡しないでと言ってブロックしました。



【失恋中の自分へアドバイス】
あの時の私は21歳ですね。
若いうちにそういう恋愛をすることは多いに結構です。
良い経験になりますから。
その別れがあるから、今の私があり、男性を見定める眼が養われましたからね、
辛い気持ちはあるし、一生忘れられないと思う気持ちもあることでしょう。
辛い気持ちは次の恋ですぐになくなります。
一生忘れられない気持ちは、残ったままです。
とくに、別れが美しくなければ色濃く残ります。
言いたいことは言え、伝えたいことは叫んででも伝えるべき。
後悔を残してはいけませんね。