戻ってきてくれた大切な人を哀しませ自分から不幸の道を選んだお話。

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【かつての関係】
彼は元ヤンの名残がありましたが結婚の事も真面目に視野に入れてくれており仕事を自分で立ち上げました。

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【一番最初の出会い】
当時働いていた車関係のお店で知り合ったお客さんの紹介で知り合いました。
始め、その男性と2人で食事しましたが私がCROWNの車に乗ってる人が好きだと話をしたら何日後かに連絡あり居酒屋でダブルデートしようとの事。
私は1つ下の後輩を連れて行き、彼は無愛想な男性を連れて来てその人の隣に私が座り盛り上がらない飲み会となったのですが帰りに無愛想男がタクシーで送ってくれて家に着いた時、こっちから見ると可愛いね、付き合あおうかって言われました。
どうやら飲み会で隣に座った時の顔の向きが好みじゃなかったから無愛想だったんだなと…
そんな上から目線な奴でしたが、彼も逆の向きから見たらまぁまぁカッコよかったので付き合いました* * ﾘﾝﾘﾝ, *

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【当時の二人の幸せな日々】
私も彼も絵が好きだったのでよく美術館に連れてってもらいました。
彼は子供の頃に油絵を習っていたので思い出したかのように絵の具や筆を買いに行き彼の部屋で2人で絵を書いたりして部屋に何枚か飾っていました。
彼の仕事がない時には私の仕事の休憩時間に彼の家まで車飛ばし、朝作ったお弁当を持って行くのが日課になっていました。
彼は私が作った玉子焼きをセンスあるわーと褒めてくれたっけなー。
お返しにと休日には慣れない手つきでチャーハンを作ってくれたのがいい思い出です。

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【失恋のきっかけ】
付き合って1年半、お互い自分を出せるようになり2人の距離も縮まって小さな喧嘩もしながらも楽しい時間を過ごしていました。
ある日実家に彼から電話(当時はスマホない時代)がかかってきて、突然別れようと言われたのです。
前触れもなく突然だったので耳を疑いました。
でも彼は別れよう、ごめん、としか言わない。
私は電話口で泣き崩れました。
もともと喜怒哀楽が少ない方だったので自分でも驚きましたが彼も私が泣くと思わなかった様で凄く慌てていました。
私は震える声で、
何故なの？好きな人が出来たの？2番目でもいいから…と一生懸命引き止めました。
でも彼はそれ以上言わず、私たちは終わりました。

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【失恋後の心境】
結婚式には誰を呼んで司会は誰で…
そんな話をしていた仲だったので、とにかくショックで友達に電話しまくりでした。
鼻声で震えて声も上手く出ず必死に伝えようとする私に、友達はゆっくり最後まで話を聞いてくれてた事は本当に有難く感謝でしかないです。
仕事してる時も考えてしまい涙が溢れましたが、何もしてないより働いてた方が気持ちがラクでした。
居て当たり前だと思っていた人がもう会えないし声も聞けないんだと思ったら、もっとあーしとけば良かった、こーしとけば良かったと後悔ばかりでした。

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【復縁のためにしたこと】
別れて何ヶ月か過ぎた頃、元彼の同級生という人から職場に電話がありました。
私の噂を元彼から色々聞いてるとか言われ別れたなら付き合おうと言われたので、私は何を言われてるのかとてもモヤモヤして腹が立ってきて、元彼に連絡をしたのが復縁の始まりです。
私は突然怒りで電話したので彼は何が何だかという状況だったようです。
友達という人から言われた事も身に覚えがないようでした。
とりあえず電話で誤解が解け受話器を切ったのですが。
その次の日に元彼が私の職場に来たのです。
あとから聞いたのですが、その時の私は目がキラキラしていて嬉しそうな顔をしていたようです* * ﾘﾝﾘﾝ, *
彼は電話で話した内容をもう1度直接確かめようと来たのです。

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【復縁できた決め手】
今度会おうと言われ久しぶりに2人で会いました。
そしてあの時なぜ別れを切り出したのか質問したら意外な答えが待っていたのです。
彼は自分で仕事を初めて社長になりましたが仕事がなく私に何も買ってあげられなくて自分のプライドが許せなかったと。
付き合い当初は毎月デパートで好きな服やバッグを何着か買ってくれました。
彼女にプレゼントすることが彼にとってオトコだったようです。
なので私はそんなこと求めていないと伝えました。
何も要らない、ただ一緒に居れればいいと。
それから彼から連絡来るようになり、また前のように交際が始まりました。
彼は以前、付き合った女性にクレジットカードを渡しており毎月何10万円も遣われていたそうで、女はお金がないと付き合えないと思っていたようです。

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【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
復縁しましたが付き合って3年。
私は妻子ある男性、職場の先輩を好きになってしまいました。
彼は私の様子を察し小さな声で、
何か言いたいことあるだろ、最近なんかおかしいよ、言って…
私は卑怯なのでずっと自分から言えずにいましたが彼のその言葉で全部打ち明けました。
彼は初めて泣きました。
私の前で涙を流していました。
でも私はもう彼への気持ちが消えてしまっていました。

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