自分の嫉妬が原因で失恋。時間をかけて友達関係を保って復縁成功した話

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【かつての関係】
高校の先輩後輩で2年間恋人だった。

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【一番最初の出会い】
高校の生徒会役員同士で知り合った。
彼は一つ年下の後輩で元々良く喋るタイプで、普段からよくメールをくれたり電話をくれたりしていた。
自分のほうが年上ということもあり、私がサバサバして話しやすいタイプだから気軽に話してくれているんだろうなぐらいにしか思っていなかったが、しばらくして彼から電話で告白された。
気は凄く合うし一緒にいて楽しいと思えていたので断る理由もなくすぐに付き合い始めた。
当時まだ高校生だったので最初のデートはゲーセンからのカラオケだった。
二人きりになるのも初めてだったので緊張したのを覚えている。

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【当時の二人の幸せな日々】
彼は野球部で土日も練習ばかりでなかなか会えなかったが、テスト期間中は部活が休みのため良く一緒に勉強という名目でうちに遊びに来ていた。
もちろんほとんど勉強などはしていなかった。
学校のお昼休みには図書館で待ち合せをして一緒に本を読んだりしていた。
もちろんほとんど本は読んでいなかった。
他にも隙間を見つけては会いに来てくれていて、彼の家から私の家まで自転車で50分ほどかかるが時々来てくれた。
一生懸命時間を作ってくれてとても嬉しかったし幸せだった。

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【失恋のきっかけ】
彼は元野球部で誰とでも仲良くなるリーダータイプだったので、女子からもとても人気があった。
女友達も多く、私と出会う前から仲の良かった女子も沢山いた。
大学に進学してからも高校の同級生の女子とメールなどで連絡を取っていることも多く、私が嫉妬することも多かった。
彼は嫉妬という気持ちが分からないタイプの人で、私の嫉妬が気に入らなかったようで「ただの友達でそれ以上のことは絶対にないのにそんなに俺が信用できない？ならもういいよ。」という感じで別れを告げられてしまった。
私は嫌だと泣いたが、彼からは「もう無理。」と突っ放されてしまいとても辛かった。

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【失恋後の心境】
失恋時点でもう2年付き合っていたので、喪失感が凄かった。
私は社会人、彼は大学生だったのでもう接点もないし家も遠いし、連絡もこちらからしても返ってこないことばかりだった。
仕事中も涙が出てきて食事も喉を通らず、職場の女の先輩によく話を聞いてもらっていた。
眠れない上に痩せてしまい色んな活力も湧かなくなってしまった。
相談に乗ってもらっていた先輩からは合コンに誘われたりしたが、彼のことをかなりひきずりすぎていたので断ってばかりで申し訳なかった。

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【復縁のためにしたこと】
彼に「友達に戻ろう。
友達なら良い？」という連絡をした。
彼は私のその言葉で納得したのか『よし！友達に戻ろう！お前のこと嫌いなわけじゃないし。
良い奴だとは思ってるし。
』と返事をくれた。
もちろん私の心の中では復縁へのプロセスの一部だった。
出来る限りウザイ女にならないように、付き合う前のようにサバサバと明るい雰囲気で話すように心掛けた。
敢えて彼に「好きな子はできてないの？」などという質問を持ちかけてみたり、彼の現状の探りを入れてみたりもした。
私と別れている間、一人付き合ったという話をきいて少しショックだったのは言うまでもない。
本当は前のように親密な関係にすぐにでも戻りたいけどあくまでも友達という距離感を大事にした。
時々カラオケに行ったり遊ぶ程度の関係にはなれた。

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【復縁できた決め手】
友達という距離感を保ちながらも彼と週一回遊ぶペースにまでこぎつけることができるようになった。
私はやり直したいという言葉をすぐにでも言ってしまいそうだったが、タイミングを誤ると彼がすぐに離れてしまいそうだったので、彼が何かアクションを起こしてくるのをひたすら待ってみた。
そんな時彼からの電話で何気ない会話の中で、「何だか毎週会ってるな。
付き合ってるのよ変わらないよな。
…戻る？」と言われた時には心の中でガッツポーズだった。
陰では泣きながら彼の前では笑顔で時間をかけて待って見て良かったと心から思った。
彼も「お前、変わったよな。」と言われ嬉しかった。

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【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
復縁してからさらに5年付き合い、トータルで7年付き合っていた。
元々結婚願望の強かった私は彼が大学を卒業して就職したらすぐに結婚したいという気持ちでずっといた。
しかし待ちきれなかった自分がいて、彼と会えない時間に趣味に走るようになってしまい、そのうちその趣味や趣味の仲間との時間のほうをもっととりたいと思うようになってしまった。
次第に私のほうから彼への気持ちが冷めてしまった。
そんな私の気持ちに感づいた彼のほうから別れを告げられました。
彼は「本当に結婚したかったんだよ...本当は別れたくないんだよ。」と言ってくれましたが、2人で話した結果もう無理だと判断しました。
タイミングが合わないってこういう事を言うんだなと思いました。
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それ以来彼とは会っていませんが、最近たまたまFacebookで彼を見つけてプロフィールに【既婚】となっていたので、誰かと幸せになっているのを知れて心から良かったと思いました。

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